こんばんは、なの兄です。
2月25日。
花澤香菜さんの誕生日でした。
今年で30歳になられたとかマジっすか??
知った時はまだ10代だったのに、なんか悲しいです。
そんなこんなで、今回はイベントの感想とかいろいろ書きます。
2019年2月25日。
「KANA HANAZAWA Concert 2019 Birthday Special」とやらに参加しました。
花澤さんのコンサートは2018年9月9日に松戸で開催されて以来の参加でした。
まさかここにきて半年に2回も参加するとは思いませんでした。
花澤さんのコンサート自体は、正直なところほぼ楽しみな要素はありませんでした。
いきなりぶっちゃけちゃってごめんなさい。
理由は大きく2つ。
・最新アルバムを含め、本人名義の曲を半数以上知らないから。
・既出曲で聴きたい曲がおそらく聴けないから。
こんな感じです。
こんなプラス要素が無い状態なのに、ではなぜ参加したか。
あえて挙げるとしたら、これも大きく2つ。
・これでも誕生日を祝いたい気持ちがあったから。
・パンフレットが欲しかったから。
まあこんな感じです。
ただ、それだけだと8000円近く出費するのはもったいないので、それ以外でも自分にとっての落としどころを発見したくて参加しました。
落としどころ、という表現も正しいかは分かりませんが、「僕にとって花澤香菜さんという存在はどのようなものなのか」というものを少しでも分かりたかったのです。
ということで、まずは純粋にこちらから。
【コンサートの感想】
今回はBirthday Specialという冠がありましたが、4月から始まるコンサートツアーの一環だったらしいですね。MCで知りました。
全19曲の内訳はこちら。
ココベース収録曲…9曲
Opportunity・Blue Avenue収録曲…2曲
25・claire収録曲…6曲
キャラソン…1曲
カバー曲…1曲
ココベースの収録数が12曲らしいので、未消化が3曲あるみたいですね。
僕は25まではしっかりと聴いていたので、その6曲と、
キャラソン、カバー曲はおかげさまで完璧に把握できました。
Opportunity・Blue Avenueの2曲も、1番だけ聴いたことのあった「透明な女の子」、オタクが聴いていたのを耳にしていた「あたらしいうた」はそれなりに把握できていました。
ココベース収録曲も、「大丈夫」はアニタイのおかげで知っていたし、「春に愛されるひとに わたしはなりたい」もいきものがかりの水野さん提供という話題性のおかげで把握していたので、意外にもかなりの曲数は知った状態で参加できていたみたいです。自分でも結構びっくりしました。
歌のパフォーマンス自体は、明らかにうまくなっている、というべきだと思いました。
音程が取れる、取れないという点はもちろんありますが、以前まではなかった、「振り付けをしながら歌う」ということを取り入れられるようになったことや、歌と歌との間が短くなったことも挙げられます(このことについては去年の松戸でも思いました)。
あと、切っても切れないのが恋愛サーキュレーションを歌ったこと。
ここにきて初めて聴けました。
まあ嬉しかったといえば嬉しかったです。
感想としては、こんなもんですね。
少なくてすみません。僕にとってのコンサート参加はそれがメインではなかったものなので。
【コンサートを通じて感じた「声優アーティスト・花澤香菜」の着地点】
あくまで主観的な意見です。
2012年にアーティストデビューして以来、気づけばシングル13枚アルバム5枚も出していました。かなりびっくりしています。
ここまできたら持ち曲もかなり多くなってきたので、コンサートを開くたびに立派なセトリのコンサートを作り上げることができるでしょう。
今回のセトリ19曲を通して感じたことは、こんな感じです。
①アーティストとしてやりたいことをやるようになっていったこと
②アーティストとしてやりたいことと自分を活かせるものとは乖離していること
③アーティスト業と声優業との距離感を大事にしていること
まず①です。
チャットモンチーの「染まるよ」を歌うことになった時、
「こんなに持ち曲があるのに、カバーって必要なくね?」
というのが率直な感想でした。
ただ、今回のアルバムの作成秘話を聞いた時、
「自分はこんな音楽活動をしたい」
というものがはっきりと伝わってきました。
カバーを歌ったのもその一端なので、それもそれで納得。
既にそんな感じだったかもしれませんが、少しばかりブランクがあった僕だからこそはっきりと感じられた瞬間でした。
次に②です。
これは2ndアルバム「25」以前の曲数が多かったことがはっきりと現しているかと思います。
初期の頃の曲と今の曲の大きな違いは、アニソン業界に通じる人が多く提供しているかどうか、というところだと思います。
例えば、僕が花澤香菜名義で一番といってもいいほど好きな曲が「melody」なのですが、
この曲は作詞meg rock、作曲・編曲がミトなのです。
作詞のmeg rockさんは恋愛サーキュレーションも担当されており、ミトさんは物語シリーズで多くの曲を作っています。
多くのオタクソング等を手がけているため、「花澤香菜という声優が歌った場合、オタクがどのようにすれば満足できるか(楽しませられるか等を含む)」というのを理解したうえで作られたのではないでしょうか。
声優としても見るか、それとも一人のアーティストとして見るか。このベクトルが変わったというだけで面白い点だと思います。
最後に③です。
アンコール一発目での恋愛サーキュレーション。
Blue Avenue武道館公演でも同じ場面だったと記憶しています。参加していないけど。
ここで気持ちの切り替えをしたのでしょうか。都合のいい僕はそのように解釈しています。
さらに言えば、若干歌い方を変えている。あくまで花澤香菜の曲ではなく、千石撫子の曲であるからです。
恋愛サーキュレーションの披露は②の要素も含めつつであると思います。
すでに何回も披露されたため、希少価値とまではいかなくなったものの、少なくともこれを初めて聴くタイミングで花澤香菜のライブに参加したら、真っ先に感想として出てくるのは「恋愛サーキュレーションが聴けてよかった」のひとことにすぎないと思います。
ただ、これは花澤香菜も千石撫子に敬意を評しているみたいな感じだったので、ここはあえて③ということで表記しました。
さらに、パンフレットの存在。
今回は直近のアニメで主演として出演した(する予定の)作品の方々による絵が掲載されました。1stライブのパンフレットでもデビューから当時の最新までのキャラクターが掲載されていたりと、キャラクターあっての自分が存在する、というのを感じられました。
ということで、以上3点をまとめてみます。
声優の活動と歌手の活動はあくまで別物。声優として今の自分がいて、歌手はそのためのステップアップということよりかは、一人の人間としてやりたいことに打ち込んでいる。
こんなところでしょうか。
【恋愛サーキュレーションとは】
タイトル困りました。困ったのでシンプルに。
本人が楽しんでいるので、いいことにはしています。
花澤オタクにとっての、そして物語オタクにとっての恋愛サーキュレーション。
この2つが示すものはちょっと違うと思っています。
まず、花澤オタクにとっての恋愛サーキュレーション。
・コール&レスポンスが多くライブ栄えする
物語オタクにとっての恋愛サーキュレーション。
・あのOPはすごい(語彙力)
・もうそう♡えくすぷれすの方が好き
いや、知らんわ。思い入れはそれぞれあるとはずなので、よく分かりません。大事なのは自分がどのように思っているか。
以下、僕が思っているのと、ライブでの向き合い方です。仲のいいオタクには結構言っています。
恋愛サーキュレーションは化物語のなでこスネイク編OP曲です。
撫子という少女のための、さらに言えばなでこスネイク編のために作られた曲にすぎないと思っています。
ここがなでこメドゥーサ編OPのもうそう♡えくすぷれすとの決定的な違いです。
ちょっと話を戻します。
もうそう♡えくすぷれすの方が好き。
この発言、分からなくもないですが、僕は恋愛サーキュレーションの方が好きです。
理由は単純です。メドゥーサよりもスネイクの方が好きだからです。
その時の撫子の方が好きだからです。
曲としてはどちらも素晴らしいのですが、内気な撫子が暦お兄ちゃんに想いを寄せる感じで始まる「せーのっ」が最高なのです。
最後の「ずっとずっと」で人差し指を唇に持ってきて「しーっ」ってやる仕草がたまらないのです。
さらにちょっと話を戻します。
本人が楽しんでいるので、いいんです。
けど、この曲をどう思っているかで、ライブ中の対応を考えてほしいというのが僕の勝手な願いです。
この曲は黙って聴きたいなーって言うのが願いです。
スネイク当時の無口キャラ撫子の心境を語っているものだから、オタクの声は正直聞きたくないです(苦笑)。
(できれば物語フェスではオタクの図太いコールはなくしてほしいなぁ)
【自分の落としどころ】
コンサートに参加した意味である本題にようやく入ります。
とは言っても、なるべく簡潔に書きたいと思います。
前からとっくに結論は出ていたのですが(←おい)、こういうイベントに行くと改めて思います。
やっぱり、僕にとっての花澤香菜は声優でありアニメを通して演技をみられることが一番の幸せなんだな、ということです。
最近ですが、メインヒロインとしてのデビュー作であるゼーガペインと、最新アニメの五等分の花嫁をなぜか交互に観てました。
13年、さすがに全く違う演技でした。
カミナギ・リョーコと中野一花、どちらも活発でショートヘアJKという共通点があったので比較しやすかったです。
13年もすれば人は成長するのだと。
(それに比べ自分は劣化するばかり。w)
歌手活動を始める前の1~2年、アニメのキャストが決まるたびに言われていた「まーた花澤か」。今となってはアニメの放映数も増えたため出演率こそは減りましたが、あの頃と比較しても出演数そのものはたいして減っていないのが現状です。
入れ替わりの激しく、年々新人が増えていき飽和状態しているようなこの業界で、ここまでアニメに出てくれるのはオタクとしてはとても嬉しいです。
それも、彼女自身が声優として努力をしてきたから。
デビューしてから5年ぐらいは、それこそ撫子やロウきゅーぶ!の湊智花といったような、ロリキャラみたいなものが映えていたと思います。
それが、最近ではそれこそ五等分の花嫁の中野一花や前期だとPhantom in the Twilightのトンであったり、比較的長女系もしくは大人の女性を演じるようにもなりました。
また、欠かせないのがサブキャラの出演。
ギャラが低い若手をメインに使いたがるこの業界で中堅以降が生きていくには、サブをどれだけそつなくそして周りをサポートできるか、というのも重要になってくると思ってます。
それもハマっていってるのがしばしば確認できてとても嬉しい限りです。
(個人的にハマっていたと思ったのは、君の名は。のユキちゃん先生でした。)
そういう面で言えば、よく分からないイベントで可愛い自称声優さんの方々がキャッキャウフフしてるのを見てて満たされるわけでもないし、アニメとは関係ないような意味不明なことをされてるのを見聞きしてもなんとも思わないのです。
ということで、オタクでいる限りは今後もアニメを通して花澤香菜という一人の声優を自分のペースで追っかけていきたいと思います。
いつかアンケートをとった、「CV.花澤香菜の好きなキャラソンとその理由は?」に対し、何人かのコメントを自称花澤オタクからもらったが、あまりにもキャラや作品、演技といった面の思い入れがお粗末すぎてガッカリしたあの気持ちを忘れずに。
自分はあのようにだけにはならないと誓ったので。
もっとキャラや演技等に真摯に向き合っていけるように、これからもオタクライフをエンジョイしたいと思います。
ということで今回はここまで。
おやすみ、また明日
(明日書きません)
なの兄