2018年感想~アニメ編~
こんばんは、なの兄です。
13日も経ちましたが、あけましておめでとうございます。
とは言いつつ、タイトルにもあるとおり今回は2018年のアニメでも振り返りたいと思います。
イベント編もやったし。
現時点でまだ秋クールを消化しきれていませんが、クール平均15本を観ることができ年間通してアニメを楽しめたのかな、と思っています。
新作アニメを年間約60本全て振り返る、というのはあまりにも酷なので、クールで1本ずつ自分の好きな作品を振り返ります。
いわゆる覇権ものを僕が振り返ってもなんだか面白みがないので、意図的に選んでいます。
ちなみに、タイトル後のカッコ書きは今回振り返らないが個人的のそのクールの好きな作品です。
冬 ダーリン・イン・ザ・フランキス(宇宙よりも遠い場所、ヴァイオレット・エヴァーガーデン)
名前を持たないコドモたちが自ら名前をつけ、叫竜から身を守るオトナを救うための兵器が生きる意味を探していく、最終的にはそんな話だったのかと思います。
アニメオリジナルは当然原作がないため、視聴者全員がどんな作品かをほぼ全く知らない(知っていても公式が流している概要程度の)状態です。
そういう意味では、導入部分における世界観やキャラの状況等、進行するうえで必要な基本情報の演出がとても巧妙に描かれていました。
2クールだったこともあり、ヒロがストレリチアに乗れるようになったこと、ヒロとゼロツーの絆、ミツルやフトシとココロのパートナー関係から恋へ発展するまでの動き、ヒロ・ゴロー・イチゴの三角関係等様々なことを物語を進めながらも消化していき、テンポよく放送していたと思います。
個人的にはイチゴがすごく好きだったので最終的に報われたのが嬉しかったです。
EDが6曲もありましたが、なかでも最初のトリカゴが好きです。この歌詞から、コドモらは、例えばスカートの丈の長さであったり、例えば勉学であったり、例えば髪の毛の色であったりと自分の好きなように自由に生きたいと主張していることが最初の彼らの心情なんだなというのが終わった今だからこそとても理解できます。
30分のなかで最後まで見せ場を作ってくれた作品でした。
春 こみっくがーるず(多田くんは恋をしない、シュタインズ・ゲート ゼロ)
(余談ですが、当初LOST SONGを書こうかと思いましたが、やめました。)
ということで、「きらら作品」が原作のアニメを選びました。
2018年も同作品系統からは、ゆるキャン△、スロウスタート、はるかなレシーブ、アニマエールの合計5作品放映されました。安定の本数ですね。
きららにはあまりない、キャラのナイーブなところが描かれているのがポイントかと思います。
例えば、かおすだと頻繁にボツになったりしますが、そこを乗り越えていくことが作中で描かれており、きらら作品において一般的に多いゆるふわな話が主体の中でもこみがという作品の核が持てているため、安定した楽しさがあったと思います。
そして、何より主題歌のMemoriesを褒めるべきだと思います。
落ちサビのかおすパート「こらえきれない悩みがいって一人ではどうしようもない壁になった」というのがかおすの状態(上述の通りボツが多かったりしていること)を表しており、それに対し寮生が「きっと怖くないよ一緒なら越えていこう大丈夫だよ」とかおすに伝えるところが温かさを感じます。
特にかおすは故郷で友達もいなく孤独を感じていた子なので、精神的にも物理的にもそばにいる寮という存在を存分に生かした歌詞になっていると思います。
ということで、きらら作品としてはとても見応えのある作品でとても楽しめた全12話でした。
夏 ハッピーシュガーライフ(Free! -Dive to the Future-、はねバド!)
もっと振り返るべき作品があったかとは思いますが、あまり観ている人も少なかったみたいなのでここで書きたいと思います。
「恋」もしくは「愛」とはどういうものか、というのを考えさせられた作品でした。
さとちゃんとしおちゃんの関係性による行動(さとちゃんがしおちゃんのことを人として初めて好きになったこと、それにより男遊びをやめたところ、しおちゃんはその愛をたくさんもらったことで過去を克服していくこと、結果しおちゃんも好きになっていくこと、しおちゃんがさとちゃんの意志を持って生きていくことになったこと)、太陽やあさひの愛するゆえの行動等、ここまでドロドロな様子になることを描く作品はあまりなかったかと思います。
さらにこの作品で注目すべきだったのが、声優さんの演技も一つでした。
特にしおちゃんとあさひ。
しおちゃんは久野美咲さんが演じられてましたが、今日において彼女のロリキャラの演技で右に出る者はなかなかいないな、と改めて思いました。
最近だと3月のライオンやベルゼブブ嬢のお気に召すまま。等でもかなりいい演技をしていましたし、僕が知ったのは俺妹からですが、ロリキャラの安定感がさらに増してきたかと思います。
あさひは花守ゆみりさんが演じられてましたが、どちらかと言えば可愛い系のイメージがあるなか、結城友奈シリーズの三ノ輪銀や転生したらスライムだった件のシズのようなかっこいい系もでき、そして今回は少年すらも演じられ、20代前半の中では幅広い演技ができる素晴らしい声優だと改めて思いました。
ということで、以上の3作品を振り返りました。
2018年はオリジナルがひときわ目立った気がします。
冬アニメの私的覇権である宇宙よりも遠い場所、春アニメの多田くんは恋をしないはオリジナルでしたね。
僕自身ラノベやマンガ、ゲーム等をあまり触れないため、オリジナル作品は原作がなく観ている人とフラットに話せるところがとても嬉しいです。
原作があるとアニメとの違いについて話されるとついていけなかったり、いわゆる原作厨が騒ぎたまにムカついたりといろいろめんどくさいので。(全部原作を知らない自分が悪い)
あと、どんな作品にも「作品を通して何を伝えたいか」というのがあると僕は思います。
ダリフラは生き物が殻を破ることの大事さ
こみがは小さな勇気を踏み出す力
ハピシュガは愛や恋とはどういうものか
他にもいろいろありますが、単につまんない面白い以外にもこういうものも感じとれればアニメを観ることがより楽しめるかと思います。
ということで、今回はこのへんに…。
あ、秋クールを振り返るのを忘れていました。
こちらについては、別途単体で振り返りたいと思います。
いつになるかは分かりません!
はい、改めて今回はこのへんで。
いつも心は虹色に!
なの兄
2018年感想~イベント編~
こんばんは、なの兄です。
もう年末ですね。年齢を重ねるうちに1年があっという間に感じます。
1年を振り返るということは嫌いではないので、ちょっと振り返ろうと思います。
今回はイベント編です。
今回と言うぐらいなので、次回はあるのか?と言われるとちょっとわかりませんが、もしかしたらあると思うのでこういうことにしておきます。
多分アニメのまとめとかするとは思いますが。
ということで、今年はなんと50イベを切りました!!(歓喜)
2年前は141だったので、それと比較して65%減ですね。
イベントに行きたい欲が減ったのもあるのですが、それ以上にイベントに対する価値観が変わったのが大きなポイントだと思います。
過去にいろいろな人といろいろなイベントに行っていたため、どのイベントが楽しいか、あるいはどのイベントが自分のためのイベントかというのをある程度取捨選択できるようになったため、行くイベントはほとんど楽しめたというのが正直な感想です。
ということで、今年行ったイベントを2ヶ月ごとでよかったものを振り返りたいと思います。
今までは1ヶ月ごとで振り返られたのですが、数が減ったので2ヶ月ごとにします。
なお、オタクイベントに限定させていただきます。
1・2月
TVアニメ『天使の3P!』SPECIAL LIVE~ファンとのくさび♪~
こちらは以前ブログに書いたので詳細は割愛します。補正なしでここまで感動したのは初めてかもしれないぐらいよかったです。
3・4月
「ボールルームへようこそ」スペシャルイベント「Final Heat.」~Dance & Recitation & Live~
プロのダンスをイベント中に見ることができ、ほとんど朗読で進行していき、途中ライブパートもあり、最後にUNISON SQUARE GARDENの演奏という構成で、グダグダになることもなくアニメイベントとして質がとてもよかったです。この直近にとても退屈なイベントがあったのでなおさらよく感じましたね。あと、この翌週にUNISONのライブに行きました。これまたよかったです。
すごく真面目な作品だったためか、出演声優も面白い方々ばかりだったのにギャグ要素を出さずにアニメの良さをただただ出すだけのイベントだったと記憶しています。朗読では緋山千夏が好きなので多々良とのやりとりが多い朗読後半の方がとても楽しめました。前半~中盤も真子ちゃんのシーンとかもあり楽しかったですけどね。
ただ、多々良と千夏を表す2クール目のEDのSwing heart directionは朗読の最後に聴きたかったです。実際に歌われたのが1クール目の朗読が終わったあとにMaybe the next waltzと連続で歌われたので、ちょっとそこだけは・・・っていうのが感想です。
それでもよかったのには変わりないです。2期も放映されるのであれば併せてイベントもやってほしいと思いました。
5・6月
魔法少女リリカルなのは Reflection スペシャルイベント「リリカル☆パーティーⅥ」
去年ViViD PARTYに行き、その時の感想で「いつかリリパに行きたい」と言っていましたが、ここまで早く実現するとは思いませんでした。
開催が決まった時点で、正直行くか迷ってしまいました。どんなモチベーションで行けばいいのかがわからなかったためです。「純粋に楽しめるのか?どうせ死にたくなるような感じになるんだろ?」という感じです。
実際はReflectionの新規キャスト3名がギャグ要素のある方々だったこと、Reflection仕様(というのも変ですが)になっていたことにより古い話があまりなかったこと、これらの要素がはっきり出ていたため、諸事情等により行けなかった過去5回を悔やむこともなく純粋に目の前のイベントに向き合えたというところがとてもよかったです。
ただ、さすがにライブパートは堪えました。いつも水樹奈々さんのライブには行くのですが、その時は青やオレンジが目立つような曲が今回ばかりはフェイトである黄色中心で、「ここはリリパなんだなぁ」としみじみと思いました。リリパで聴くinnocent starterは最高ですね。
そして田村ゆかりさん。「なのは曲で3曲聴けるとしたら何を選ぶ?」という問があったとしたら、その答えを全て歌ってくれました。My wish My loveからのLittle Wish~lyrical step~の流れ、無印が一番好きな人間からすれば感謝以外の言葉が出てきません。
Detonationも終わったのでまたやってほしいと思います。作品としても一区切りついたので、一発大きくやってくれないかな。
7・8月
Key オーケストラ・コンサート2018 ~祝!20周年。最大の感謝と感動をあなたへ~ 東京公演
オタクになったきっかけを与えてくれたKey作品のフルオーケストラに行けるとは思いませんでした。作中BGMはもちろんですが、karutaさんの一番の宝物がこの環境で聴けたことに幸せを感じます。LiaさんもAIRの曲を歌ってくれて季節感がありとても良かったです。Key全体から数曲選択だったので、今度は各作品ごとに開催してコアな選曲もしてほしいと思いました。
9・10月
NANA MIZUKI LIVE ILAND 2018 WAVE12 埼玉公演
イベントに行き始めた2012年から7年連続で単独ライブに行ってる唯一の人です。ツアーは関東のみですが、国内単発もどこかしら行かせてもらってます。今回のセトリ、珍しくよかったと思ってます(このような表現自体があまり好きではありませんが、今回だけはこのように書かせてもらいます)。毎回MCでどこかしらアニメの作品についての話を掘り下げてから歌ったり、アリーナ公演は必ずといってもいいほど仕掛けをしてくれるあたり、アニソンシンガーとしての誇り、一人のパフォーマーとしての誇りを感じますし、バンドメンバー等の演出も含めライブ構成が素晴らしいと思っているからこそ7年も通えているんだな、といつも思っています。
そんなこんなで、今度のOPUSⅢは2012年以降初めて行けなくなるみたいですが、成功を祈願しています。来年の夏のツアーをやるならどこかしら行きたいと思うのでお願いします。
11・12月
Lia LIVE 2018 REVIVES
Keyのオケコンで書いたとおり、オタクになったきっかけを与えてくれた方の10年ぶりのライブだったので参加できてとても嬉しかったです。カバーアルバムを引っさげてのライブだったので半分がカバー曲でしたがさすがの歌唱力だなと思いました。後半の本人名義の曲は初めて生バンドの環境で聴けたのでとても嬉しかったです。個人的にはアンコールの夏影、青空、鳥の詩のAIR3連続が一番エモかったです。来年大阪と名古屋でのライブも行きたいと思いました。あと今度はもっと本人名義の曲を聴きたいです。
以上です。
ここまでくると濃いイベントにしか行かないので感想を端的に書くのもなかなか大変だなと思いました。
一人に固執して参加していたわけでもないので、今年のイベンターアワードの結果がカオスになると思ってます。
来年は30前後になれば理想的なのかなと思ってます。
ということで、よいお年を。
なの兄
だんだん年齢を重ねていき老害になってきた悲しいオタクの話
こんばんは、なの兄です。
気づいたら25歳を迎えていました。アラサーです。ついこの前20歳になったと思ったのに…。
最近友達が結婚をするようになり、自分はいつなんだ?と思うようになりました。
そして今年の誕生日は、朝から夜まで仕事をしてました。6時から23時まで。社畜ですね。
そんな僕も、アニメオタクになって10年になりました。何を基準にオタクと判断してるかは難しいところですが、僕の場合こういう時は『ある声優を追いかけつつアニメを観る』というのを基準にしてます。誰とは言いませんが。
そんなこんなを繰り返し10年近くになった今、本当に今、ふと思ったことが。
声優ってなんだ??
この問に対し、オタクのみなさんはどのように答えるのだろうか。
僕はこう答えます。
『アニメのキャラに命を吹き込む方』
いや、ちょっとかっこつけましたね。
答えが分からないので、一応調べました。
・アニメの登場人物や映画の吹き替えなどの声を演じる俳優。(大辞林より)
・声だけで出演する俳優。アニメーションやテレビゲームなどのキャラクターの声を担当したり、外国映画の吹き替えなどを行う。(デジタル大辞泉より)
ネットの辞書によるとこんな感じらしいです。
仮にこれらが正答だとすると、言い方は置いといて、僕の考えは間違いではないみたいですね。
次に、今の声優は具体的にどのような内容の仕事をしているのかを調べてみました。
・アニメ
・日本語吹き替え
・ゲーム
・ラジオドラマ・ドラマCD
・ナレーション
・舞台活動
・俳優・タレント活動
・歌手活動
・ラジオパーソナリティ
・アダルト作品への出演
・特撮番組への出演
・人形劇・着ぐるみショー
(以上、Wikipediaより)
多種多様ですね。
マルチに活躍されるのはすごくいいことだと思います。それだけ才能があるということだし、その才能をいろいろな方に認められていることになりますから。
だからといって、"本業"を疎かにしてはいけないと思います。
例えば、みなさん『上田操』という方を知っていますか?声優さんらしいです。
一応Twitterもあるみたいなので気になる方は検索してみて下さい。
※あえてURL等は載せません。あと、誹謗中傷だと思われた方がいましたらごめんなさい。僕自身彼女に興味はございません。
じゃあ実際何をされている方なのか。
YYCというマッチングサービスをTwitterの広告で見たことがあるかと思います。
そのモデルをやられている方です。
僕もそれを聞かされて「あーその人かー」と理解しました。
そこで違和感が。
普通、声優さんなら「このアニメのこの役で出てる人だよ!」という説明になるはず……ですよね?
僕もここで初めてそのような説明では出来なかったことに気づきました。
ということで、「声優としてちゃんと説明できるようにならねば!」とわずかながら思った僕は彼女の出演アニメを調べることに。
その結果、たった1本、それもYoutube内で配信してる自分自身の役としてでした。
これを知った瞬間、僕はすごく感心しました。
そして、同時に虚しくもなりました。
すごくないですか?たった1つのものに出演しただけで"声優"と自ら語ってしまうんですから。
本題に戻ります。
声優ってなんだろう、まさにこういうことです。
先ほどの例は極端すぎましたが、やっぱ最低限アニメに出てなんぼの世界だと思います。
僕が言いたいことは以下の3点。
まず1つ目。
みなさんが応援している"声優"は本当に"声優"なのでしょうか。まるで接尾辞のように活用してるだけなのではなないのでしょうか。
もしちゃんと"声優"として応援しているのであれば、ちゃんと本業の演技を見てあげるべきではないのでしょうか。
2つ目。
1つ目の分岐したバージョンです。
もし"声優"としてではなく別の視点で応援しているのであれば、それはあなたのセンスを疑います。
可愛さなら女優やアイドルの方が可愛いし、
歌なら歌手の方が上手い、演歌歌手なんて素晴らしいし、
ラジオパーソナリティはコメディアンの方が面白いしですよ。
他人に比べ少しばかり『こちらの世界』に詳しいだけで、声優という観点を無視するのはどうなのでしょうか。声の演技者としてもっと見てあげるべきです。
ラスト。
それらをひっくるめて"人として(あるいは生き方を……とかを)応援している"という人生観を語ってしまうオタク。
あなたはその人の何を知ってるのですか?と聞きたいです。
家族や友達、同級生等なら分かります。
そうでない人、それはすごく都合のいい話にすぎませんよ。
今どき情報化社会により様々な情報を入手できます。イベントに行けば生の声も聞けます。
だからと言って、その人の全てが分かるわけないじゃないですか。それはあくまで表向きの態度・表情にしかすぎず、その人の本当の声なんて直接向かい合って一夜ぶっ通しで飲んでみないと分からないものですよ。
以上、言いたいことでした。
最後に、
僕の普段浮上しているTLではアニオタをフォローしているはずなのに、そういった話題があまりなくて少し寂しいです。
アニメ本編の感想はもちろん、「よりもい12話ラストの報瀬の演技、よかったよね!」みたいな、そんな内容が流れてくるものがいっぱい流れてくれることを祈念しつつ、このへんで終了したいと思います。
宇宙よりも遠い場所はいいアニメだぞ。
なの兄
※追伸
今どきの"自称声優"を応援しているみなさん、特に仲良くしてもらってる風の人へ(多分読んでない)
いつかあなたの意中の人への思いをアニメの演技面で評価しているところを聞かせてください。ここ2〜3年なら年間80本前後視聴してるので2、3本の例を挙げていただければ概ね分かるかと思っています。また飲みましょう。
アニソンの好きなところ 〜innocent starterを例に〜
こんばんは、なの兄です。
突然ですが、8月5日に人生初めてのロッキンに参加しました。
クオリティの高い演奏や歌唱を目の当たりにし、音楽の楽しさを改めて感じさせてくれました。
それと同時に、自分はやっぱアニソンが好きなんだなぁとも思いました。←唐突すぎ
もちろん、ロックやポップスにはそれぞれのよさがあると思いますし、それをどのように捉えるかは人それぞれです。
たまたま僕自身アニソンの方が好きだっただけです。
そんなこんなで、今日は僕の中でアニソンの素晴らしさ等を具体例を示して書きたいと思います。
いつもと同様、文章が支離滅裂としていますがご容赦ください。
唐突ですが、8月末には例年のごとくアニサマというアニソンの夏フェスが開催されます。
アニサマに参加される方はそれぞれがそれぞれの思うアニサマがあるかと思います。
定価1万円近く払って参加されるわけですが、
ある人の応援のためだけに参加される方は、2~3曲しか歌われないその一瞬のためだけですし、
コラボやカバーやシークレットゲスト等に期待する方は自分の好きな曲がくるかも分からない状態で行くわけですし、
お金の使い方は人それぞれなので僕には知ったこっちゃありません。←これが大前提です
あえて言うならです。僕がいつも周りに対し気にかけるのは、
アニサマに対する「予習」です。
参加される方はアニサマを少なからず楽しもうとするために、出演される声優アーティスト・アニソンアーティスト・声優ユニット等の曲を聴こうとするとは思います。
ただ、聴いて終わりという人がそこそこの割合でいるのかなーと思っており、僕はそれが残念で仕方ないです。
なぜなら、アニサマはアニソンの夏フェスであり、アニソンはアニメに付随して作られているからです。
ここで本題に戻ります。 アニソンの素晴らしいところ(ポップスやロック等にないもの)は、一般的にはアニメという何かしらの作品のために曲が作られており、アニソンの多くはストーリー性があるところだと思います。
また、OPやEDの多くは90秒という縛りのある中で仕上げないといけないため、曲の構成が練られており、さらに映像という視覚的な面でも曲を感じさせられることは、一般的な曲にはまずないことなのです。
さて、上述したストーリー性についてですが、今回僕がどうしても書きたいものがあります。
魔法少女リリカルなのはOP、水樹奈々さんの「innocent starter」です。
本気で書くと大変なことになるので、軽く触れる程度に書きます。
当然、アニソンとしての僕が思うことですので、アニメを観てない人には分からない(というかもはや分かってほしくない)と思います。
さらに、これはあくまで個人的な見解であるため、曲を作られた方が実際どのような気持ちで作ったかという事実とは当然反している可能性があるということだけはご了承ください。
ただし、今から僕の書くことの筋そのものは通っているはずです。
まず、曲名です。
かっこつけているためか、英語になってます。
英語が苦手な僕から言わせてみれば、何を言っているかちょっとよく分からないです。そのため、辞書で調べました。直訳すると「無垢な開始者」になるみたいです。
ちょっと分かりづらいです。
本編を介して訳すとなると「高町なのはという無垢な少女が魔法少女となった」になるかと思います。
これでかなりマシになったかと。おっしゃる通り、このアニメはそういうアニメですから。
このアニメの本編上、どうしても欠かせないのは、高町なのはとフェイト・テスタロッサとの繋がりです。
その繋がりを強く感じさせてくれるのがサビだと思います。
以下、順に1番・2番・ラストのサビの解読をします。
まずは歌詞です。
【1番】
瞳の奥の秘密 吸い込まれそうな 笑顔の裏の真実に
柔らかな愛 僕が届けに行くよ
触れたら壊れそうな 温もりが今
過去を離れ溢れ出す
ずっと側にいるから 悲しい影に惑わないで
【2番】
夜明けの朱い空に 虹を描いて 闇もすべて包みこむ
小さな勇気 言葉を越えて行く
未来が囚われても 遠く消えても この祈りは果てしなく
ありのままの気持ちを 君のもとへ 伝えたい
【ラスト】
「始まり」くれた君に そっと囁く 二人だけの約束を
変わることのない永遠の魔法
未来が囚われても 遠く消えても 澄んだ風-こえ-が覚えてる
僕の名前を呼んで あの日のように笑いかけて
1番・2番は全21小節(ラスサビは最後の「笑いかけて」が1小節分多く発せられているため全22小節)から成り立っています。
この小節数の21ですら作品とリンクしています(これは偶然かもしれないし考えすぎかもしれませんが)。
この作品を語るうえで外せない「ジュエルシード」に関係しています。ジュエルシードの総数だったりします。なんとすごいことでしょう。
次に、歌詞についてです。
全体的に、なのはとフェイトのそれぞれが想う気持ちを表現しています。
曲中で人称を表しているのは「僕」と「君」の2つですが、1番Bメロ以外は人称を用いておらず、サビにより二人の強いメッセージ性があると感じられます。
※その1番Bメロもサビに繋げるための伏線と推測していますが、今回そちらの説明は割愛します。
ここで、「僕」を指しているのはなのはであり、「君」を指しているのはフェイトです。
水樹奈々さんはアニメではフェイト役であることから、1人称がフェイトだと思う可能性が高いですが、これは先ほど曲名の「innocent starter」を解読した際に、なのは主観で書かれていることが分かるかと思います。
さらに、最終回のフェイトがなのはの名前を初めて呼ぶまで、なのはのことを2人称の指示語で呼んでおり、中でも「君」を多様していることが多く、歌詞との関係性が深くなっています。
ちなみに、なのはは自身のことを「わたし」と言っていますが、曲の作成上1人称と2人称の文字数を揃えることで語呂のよさであったり、作りやすさがあったりというところから、1人称は2文字の「僕」にしているかと思います。←都合いい解釈を勝手にしています
人称について整理ができたことにより、
1番は「僕」が使われていることからなのはの気持ちが込められており、
2番は「君」が使われているためフェイト、
ラストは両方が使われているため前半がフェイト、後半がなのはと分けられていることが分かるかと思います。
それでは、サビの歌詞を順に噛み砕きたいと思います。
1番は前半について中心に書きます。
前半の結論は「柔らかな愛僕が届けに行くよ」となってることから、なのはがフェイトに対し想ってることと読み取れます。「柔らかな愛」は「瞳の奥にある秘密=笑顔の裏の真実」にかかっていることかと思います。
アニメの背景として、フェイトはなのはにジュエルシードの集める意味を教えておらず、さらにフェイトはプレシアがこれを利用する方法を教えていない、さらになのははそこまでの事実及びジュエルシードの危険性やフェイトが利用されていることを知っています。
これらをまとめると、
「プレシアに利用されているフェイトがもし真実を知ったことになろうと、なのははフェイトに柔らかな愛を届けに行くよ」
と読み取ることが妥当だと考えてます。
次に2番です。
2番は後半を中心に書きます。
2番サビという時系列的に考えると、プレシアがアリシアと共に旅立った後ではないでしょうか。
そうすると、「遠く消える」は、プレシアらのことであり、「未来が囚われる」のは今まではプレシアの依頼のためだけに生きていたフェイトが生きる意味を失ったということで表現しているものだと思います。
そして、生きる意味も存在も失いすらしたが、「果てしない祈り」がありました。それは、「ありのままの気持ち」であり、それを「君(=なのは)」へ伝えたいフェイトがいるわけです。
まとめると、
「フェイトが自身の生きる意味(それはプレシアが遠くへ消えること)を失っても、今まで自分に真摯に向き合ってくれたなのはの気持ちにはちゃんと応えてあげたい」
と読み取るのが妥当だと考えてます。
間奏を挟み、ラスサビへ入ります。
ラストのシーンを中心に、あとは自分のオタク特有の妄想力で書きます。
前半はフェイト視点です。
「「始まり」くれたなのは」には、友達が泣くと自分も悲しくなるといった「友達という変わることのない存在に対する永遠の気持ち」であること。
そして後半のなのは視点は、フェイトがこれから保護観察者となる影響でしばらくは「遠くへ消えてしまう」が、海岸で「朝の秋風を感じながら言ってくれた自分の名前を呼んでくれる声、そして最後に見せてくれた笑顔」は、未来永劫「覚えている」ということである。
まとめると、
フェイトは「フェイト・テスタロッサという人物の本当の始まりを教えてくれたなのはに、友達という変わることのない存在に対する永遠の気持ちを捧げる」ということを、
なのはは「フェイトがこれからどんな試練があっても海岸での名前を呼びあった声はいつまでも覚えているし、また何かあったら名前を呼んで、また笑い合いましょう」
と読み取るのが妥当だと思います。
ざっとサビのみの歌詞考察(概要)はこんな感じかなと思います。
僕の場合、好きなアニメの好きなアニソンがライブでくると、1番はOP(ないしED)の映像が、2番以降はその歌詞にあったダイジェスト版の映像が脳内再生されてしまいます。
今回のinnocent starterの場合、2番サビはプレシアがアルハザードへ行こうとし虚数空間へ旅立った前後を、ラスサビは書いてある通りラストのシーンを思い浮かべます。特にラスサビは感情的になるシーンから、いつも泣いてしまいます。
以上のように、アニソンはアニソンにしかない魅力があります。その魅力に気づければアニソンをより好きになりますし、たとえアニソンを「アニソンとして」知らなくても、アニメを観ることでアニソンの理解が深められます。
今回はOPに焦点を当てることで、アニメ本編の流れについて勝手ながら解読しましたが、キャラクターの心情等に焦点を当てられる「キャラソン」の解読もかなり面白いので、みなさんも是非やってみてはいかがでしょうか?
(僕は気が向いたらやります。気が向かなかったらやりません。でもリクエストがあったらやります。多分。)
最後に。
前クールで一番好きなアニソンは、多田くんは恋をしないOPのオトモダチフィルムでした。
上述のとおり、アニメありきの曲なので、(特にアニサマ3日目に参加される方は)是非本編を観たうえで曲を聴いてみてください。
それでは、今回はこのへんで筆をおきたいと思います。
なの兄
懐古厨故のお願い
こんにちは、なの兄です。
みなさん元気ですか?
私はここにいます、元気です。
今回はこのことについて思い当たるフシがあったので少しだけ書きますね。
プリキュアを観ている人へお願い(というか願望)
正直、書こうかすごく悩みました。
けど書きます。少しだけ。
7月1日に放送された「HUGっと!プリキュア」22話についてです。
観た方は当然分かるかと思いますが、ざっとあらすじを。
何の前触れもなく空からプリキュアが落ちてきました。初代プリキュアである「ふたりはプリキュア」および「ふたりはプリキュアMax Heart」のキュアブラック、キュアホワイトでした。どうやらハグプリのはぐたんが呼んだらしいです。
冒頭に出てきたため、OP後の前半Aパートでは変身が溶けました。ブラックとホワイトが美墨なぎさと雪城ほのかに戻ったのですが、これはアニメ放映以来の光景とのこと(そんなのいちいち覚えていない)です。
そして、話はつい先日ハグプリから4・5人目のプリキュアになったえみるとルールーのけんかについて展開されました。
二人のけんかを見たなぎほのがそれぞれにアドバイスを送り、例のごとく悪の組織であるクライアス社が登場、なぎほのも変身しハグプリと初代コンビの計7名で倒し、えみるとルールーは仲直りする、という初代が好きな人からすればとても充実した回だったのでは、という内容でした。
今回問題提起したいのは、初代プリキュアが現れた時の反応です。
僕を含めた20代は、幼稚園~小学生中学年頃におジャ魔女どれみシリーズが丸4年放映され、明日のナージャが1年放映され、同中学年~中学生頃にかけプリキュアシリーズが始まったため、年齢的にプリキュアは「初代は観ていた」という言い方ができる人はそれなりにいるが、同様に「初代以降は観ていない」という人が多いということを感じています。
そのため、初代プリキュアが出てきた時には僕のTwitterでのTLは活性化し、懐かしむ人も多かったわけです。
その気持ち、すごく分かるのですが、少しだけ悲しいというか悔しいというか、もどかしい気持ちになりました。
上述したように、初代以降は観ていない僕らの世代が、精神的にも経済的にも大人の仲間入りを果たしたこのタイミングでなぜプリキュアを再び観るようになったか。
それはのちにアニメオタクとなり声優オタクとなったからです。
特にプリキュアを観る人は後者が多く、好きな声優が出演しているから観ている人がかなり多いなと思います。
※ちなみに、元々アニメを観る環境で生活をしていなかった僕はというと、プリキュア””だけ””はなぜか観ていたアニメでした。
さらにおととしやっていたまほプリでは高橋李依や堀江由衣や早見沙織等、
声優オタクではかなり馴染み深い声優が出演していました。
その傾向は昔からずっとありましたが、あからさまになったのが、2012年のスマプリ、2013年のドキプリです。
メインの声優はそれぞれ、
スマプリ:福圓美里、田野アサミ、金元寿子、井上麻里奈、西村ちなみ
ドキプリ:生天目仁美、寿美菜子、渕上舞、宮本佳那子、釘宮理恵
どちらのシリーズも5人のプリキュアがいたことにより、その分だけキャストも多かったため、そこも追い風になった事実としてあるとは思いました。
また、スマプリでは、当時大阪市長だった橋下徹もツイートしたり、キュアピースの変身時のじゃんけんとサザエさんの次回予告のじゃんけんを勝負させたり、何かとメディア的にも賑わせてくれる要素があったため影響を受けたのではないかとも思っています。
そんなこんなで、この頃からプリキュアを深夜アニメと同じ感覚で観る人が増え、あまりにも話せる人がいない作品からたまに話せる人が現れる作品へとシフトしていき、僕は嬉しかったです。
ただ、嬉しかったのも少しだけでした。
シリーズが放映されて15年になりましたが、初代プリキュアと4年目のプリキュア5のみ2年間の放映で、それ以外は1年でプリキュアの役目を終えるのがプリキュアのサイクルでした。
声優オタク的には1年の責務を終え自分の推し声優が出演しなくなったら観ないというスタンスのため、
複数年にまたがって話せる同一人物がいないという作品になってしまいました。
プリキュアとは、すごく端的に言えば、Aパートでは日常生活で何かしらの問題が発生し、Bパートでそれを煽るような悪役が出て、Bパートでプリキュアに変身し日常生活での問題だったところを克服しながら悪役を倒し、日常生活でも同時に問題解決する、という流れがある程度確立された作品です。
15年も続けば、ある程度旧作を彷彿とした感じの話も事実として出てくるため、そういった見方もできるのがずっと観ている人の感想です。
例えば、ハグプリでは悪の組織がクライアント社で、人々から未来を奪うことを理念として持っている企業であり、作中でも上司や部下、残業といった用語が出てくるあたりしっかりとしています。
1話放映時、この言葉が発せられた時は
今年のプリキュアって会社みたいな敵なんだねwww
みたいなワードを目の当たりにしました。
けど、僕から言わせてみれば、
こんなところですら実は使い回しだったのを知っていますか?
ってところです。
プリキュア5での悪の組織はナイトメアと呼ばれ、前半ではブンビーが、中盤から後半ではカワリーノがいわゆる上司として部下を指導しており、事実ブンビーの部下だったキャラに対しカワリーノが「うちの部下になりませんか?」というニュアンスを含んだ発言をとしてます。
このように、1年で変わるものでも、通ずるものがあったりするのです。類似点や変化等に気づいた時、この作品はより楽しめるものだと15年で感じています。
僕から声優オタクに声優目当てでプリキュアを観ている人にお願いしたいこと。
過去作もぜひ触れてほしいです!!
正直スイート以前は深夜アニメの作画と比較して劣っていると思うので、作画厨にはきついかと思います。
けど、必殺技や変身シーン、またそれに使う小道具の変化といったプリキュアの本質的な部分はもちろん、日常会話シーンや悪役、OPやEDまでも、
「ここってもしかして!?」
的な部分が発見できます。
現在東京ではTOKYO MXでプリキュア5とまほプリの再放送を放映しています。TOKYO MXやBS11では定期的に過去作の再放送をやっているので、機会がある方は観てみてはいかがでしょうか。
ということで本日はこのへんで
なの兄
ライブ感想 〜Green Leaves Fes〜
こんばんは、なの兄です。
今年の冬は寒かったのに、一気に暑くなってしまい疲弊気味です。
そんなこんなで、今回はこのイベントの振り返りを・・・。
5月12日に幕張メッセイベントホールで行われたGreen Leaves Fesです。
最初にお断りを。
にわかなので、許してください!
WUGとRGRの合同フェス的なやつでした。 このライブに参加するにあたり、知っていたことは
・昼は一般の、夜はFCの投票によりセトリが変わる
この1点のみ。 ということで、「行くならFCの人が選んだもののほうが楽しいでしょwww」というノリで行くことになりました。
実はWUGの単独(ランガちゃんがいる時点で単独とは言い難いが)は初めてでした。行かずに評価するのは嫌いな身として、いつか行きたいと思っていたのでいい機会でした。
事実、先日某ライブ的なやーつーで初めて単独で行ったらなんでこんなの推している人がいるんだろうと思えるものもあったりしたもので。
まあそんなものはどうでもいいので、今回の感想を。
まずすごく違和感を覚えたのは、
「これは何のフェスなんだ??」
ということです。
Green Leaves Fesです。
アニメを観ている人からすれば、「Green Leaves」という単語で、これはアニメとしてのWake Up, Girls!のフェスなんだなと思っていました。
ただ、今回の投票で選ばれたのは、そこの線引きが曖昧さから、卓球娘や恋愛暴君等「歌手・Wake Up, Girls!」として作成された曲も含まれており、なんだかよくわかりませんでした。
当然、今回は参加しなかったI-1club等アニメWUGとしての曲もあり、これはいかがなものか?と一人で考えていました。
ランキング形式での歌唱という奇抜な発想はとてもよかっただけに、ライブとしてのコンセプトがブレブレだったのが残念でした。
と、外見はこんな感じにしておき、中身についてでもいくつか抽出して書きたいと思います。
※曲順等は参加した夜公演で書いてます
1曲目(15位) outlander rhapsody
WUGの中でも歌唱力のある4名によるオリジナル曲で、3rdライブの円盤を観た時にビビッときた曲でした。 アイドルユニットとしては珍しく、CD音源よりライブでガンガン聴きたいなと現地でも思わせてくれました。パフォーマンスとしてはかなり満足しています。
2曲目(14位) リトル・チャレンジャー
これはちょっとずらずらと・・・。
I-1がかなり好きな身として、この曲には期待していた面もありました。こちらはWUG7名による歌唱だったと思います。
この曲のよさは、
「不安とか希望とかいろいろな気持ちをもった、これからアイドルになる卵のために元気を与えるところ」
だとざっくりですが思っています。
Cメロの
「好きだよ 好きなんだ 好きって言える自分が好き 好きだよ 好きなんだ そう言うために 僕はここにいる」
という歌詞が、作中の
「誰かを幸せにするには3つのタイプがある」 「まず、世の中の多くの人を幸せにできる人。 次に、自分の身近な人を幸せにできる人。 それから、自分自身を幸せにできる人」
※細かい言葉は違ったらすみません、こんな感じでしたよね?
ここの最後にあたるところであり、作中内のユニット・WUGに描かれる最大のポイントであったところだと思います。
ということで、ここはCメロということで1回しか歌わない一番の見せ所でもあったか部分でラスサビにつなぐ重要な部分でした。
(その根拠として、サビ以上に高音が続くとか、その他もろもろ聴いていて思います)
でしたが、そもそもカバーだったということもあるためか、あまりその勢いというのが感じられず。 そこの一部をソロで歌った青山吉能さんはWUG内でもかなり歌がうまく声も綺麗ですが、ここは力強く歌ってほしかったなぁと思います。僕の中では実に惜しかった。。。
※昔のライブ映像でI-1の4名が歌ったのを観ていろいろ比較して思ったところです。加藤英美里を中心にきれいにまとまっていたな、と思いました。上記のところも2名ずつで力強くかつバランスもとれていたので、工夫の余地はあったのかと。
5曲目(11位) あぁ光塚歌劇団
劇中の別キャラという設定というものを久々にみたので、これはこれでかなり楽しめました。二人がトロッコで近くにきたのも笑ってしまいました。
9曲目(7位) Beyond the Bottom
正直、1位だと思いました。 それにしてもここにくるの早くない?というのが素直な感想。
10曲目(6位) 16歳のアガペー
衣装チェンジしたため、一気にタイムスリップしたと思いました。 制服が可愛いかどうかは置いといて、今でも初心を忘れていないのはとてもいいことだと思います。 2番からランガちゃんも加わり、大げさに言えば世代交代的なものを感じてしまいました。
12曲目(4位) プラチナ・サンライズ
ここだけ別ベクトルで書きます。なぜか目の前に青山吉能さんと田中美海さんが現れました。我、大爆笑。
15曲目(1位) Polaris
この作品の意味というものを、作詞したWUG本人らはもちろん、ファンもちゃんと汲み取っている素晴らしい曲だと思います。
この曲は作品を観て背景を理解したうえで歌詞をみてほしいなと思います。別にWUGオタクじゃなくてもそう思いますね。
ざっとこんな感じです。だんだんまとめるのがだるくなってきたのでこんな感じで勘弁してください。
次に、ライブ構成について簡単に。
合計15曲の歌唱ということで、15位からどんどん歌ってくれたので、オタクライブ特有の変に媚びるMCが少なかったのがとても評価できました。 たまに作為的な順位というのは感じるところもありましたが、人の使い分けや登場のさせ方もうまく回していてそのあたりも評価できるポイントでした。
そして、肝心のパフォーマンスについて。
リトチャレで書いたのはわりと例外な部分です。 総合的にみた場合は、満足できるものでした。 生バンドではなかったのが残念でしたが、メッセにしては珍しく音圧等の気合が入っており、歌唱力も吉岡茉祐さんを筆頭になかなかよかったです。
それを象徴させてくれる曲が、個人的にも一番好きな少女交響曲だと思います。 Cメロ以下のソロが、吉岡茉祐さん、青山吉能さん、そして落ちサビで山下七海さんという流れ。
吉岡茉祐さんは低音がとても力強く、「われこそセンター!」という迫力を出しながら歌う姿。
青山吉能さんは前述もしましたが、高音が綺麗でファルセットでもうまくビブラードを使いこなすところ。
そして山下七海さんはなによりブレない(これは田村ゆかりさんに通ずるものがあります)。
うまく振り分けられた曲だと思っています。 何人かはちょっと物足りなさもありましたが、そこはユニットということで誰かがフォローすればよいと思っています(フォローしきれないユニットもあるらしいが)。
ちなみにこの7人はフォローできていたと思います。
ということで、以上のことから、かなり説明不足なところもありますが
比較的満たされたライブでした。
WUGはまだ成長できるユニットだと思いました。
ランガちゃんはこれからでしょう、頑張ってください。
こうしていろいろなところに顔を出し、いろいろなことを思えることがとても楽しいので、1回きりでもいいからまたいろいろなライブとかに行こうと思います。
次はどのイベント(ライブ)に行こうか・・・。
何かオススメなものがありましたら根拠を示して(←ここ大事)誘ってくれればと思います。
それでは、今回はこのへんで。
※今回はかなり殴り書きなので言葉足らずなところが多いです。真相はコメントやリプはもちろん、直接話した方が伝わると思うのでその機会がありそうな方はどんどん呼んじゃってください。
なの兄
遊びの中のエモさ ~声優のカバーソングを通じて~
こんばんは、なの兄です。
とうとう新年度が始まりましたね。
新入生や新社会人のみなさんは慣れない生活で疲弊するかと思いますが慣れるまで辛抱です、頑張りましょう。
年度末だったということもあり、自分で言うのも変ですが、仕事もそこそこ忙しくあまり自分の時間がうまく確保出来なかったと思っている次第です。
そんな中、先週は年度末に恒例となってしまったAJに今年もダラダラと参加しました。AJ Nightも2年ぶりに参加でき、この2日間は楽しめたと思います。
そこで今回は、AJ Nightのあるタイミングで思ったことでも書きたいと思います。
そのタイミングは、石原夏織さんの時でした。
ゆいかおりの活動を終え、StylipS時代の事務所であるスタイルキューブに戻り、ポニーキャニオンでアーティストデビューした彼女です。
正直なところ、ポニーキャニオンのアーティストとしては彼女のことを知らず、以前まで活動してたキングレコードでの2人組やランティスの4人組程度しか知りませんでした。
そんなところで、1曲目と3曲目に歌った曲は、 自分の知識不足ということであまり盛り上がれず彼女のアーティスト活動はこんな感じになるんだなぁと自分の中で収めてました。
これからが本題です。2曲目、カバーを歌いますとのMCがあり、周囲がざわつく。僕は何がくるのかわくわくし、あわよくばランティスの4人組関連曲が聴きたいなと思っていました。そこで彼女のMCで「とても思い入れのあるアニメのカバーをさせていただきます」からの、「あの夏で待ってるOP、sign」と言い、歌い始めました。
我、無事死亡也。
自分自身が好きなアニメのOPということもあるのですが、本家のRayさんのような歌い方をしているところ、彼女もヒロインの一人の声優であり、谷川柑菜としてこの曲を歌いあげてくれたことがとても嬉しかったです。本作の負けヒロインですよ?その曲をチョイスするなんて、正直びっくりしました。
※実はsignのフルを最後に聴いたのがRayさんのファイナルライブであり、それ以降CD音源ですら聴いてなかったのでさすがに鳥肌が立ちました…。
ここで、タイトルについて触れたいと思います。
近頃は声優もアーティストデビューが増えましたが、それと同時にカバーソングを歌う機会も増えたのかなと思います。カラオケMAXというカバーが公式のイベントなどもあり、そのようなものが当たり前になってきたのが事実です。
僕は自称声優オタクでありアニメオタクであるため、このような機会があるのは結構なのですが、このような時はできればその声優が出演しているアニメの曲をカバーしてほしいなと思っています。
そっちの方が言うまでもなく、エモいから、ただそれだけです。
声優さんが歌うからこそできることなので、そういうのをどんどん取り入れてほしいです。
(そのようなイベントがある度にその人の出演作品を調べるのですが、この人本当に声優なのか…?みたいな人もいるのは置いといて)
そんなこんなで、今回はいつもより短いですが疲れたためこのへんで筆を置きます。
いつか様々な声優の出演作品のカバー曲が聴けることを願いつつ。
「だって私、海斗くんが好きだから」
いやぁ、いいアニメだった。。。
なの兄